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約半世紀つづく名物屋台のポテト入り焼きそば「とみや」

20167/30

約半世紀つづく名物屋台のポテト入り焼きそば「とみや」


足利市総合運動場南側駐車場出入り口に、黄色とオレンジ色のひさしに赤ちょうちんが目印のトラックが停まっています。この屋台がポテト入り焼きそばのとみやさんです。

今回、足利名物の屋台として親しまれている「とみや」店主の木原光司(きはらこうじ)さんに話を聞きました。

行列のできる足利の名物屋台

とみやさんの焼きそばは「ポテト入り焼きそば小350円」と「ポテト入り焼きそば大450円」の2種類です。量は大の方が小に比べ1.5倍以上多くなっています。キャベツと一口大の茹でたじゃがいもがゴロゴロと入っていて、甘辛いソースが麺と具にしっかりと絡み、青のりと紅生姜が上に乗っています。このソースは数種類のソースをあわせることで独自の味を作っているそうです。

営業時間は朝の10時半から売り切れ終了まで。私が行った土曜日は午前11時前から列が出来始め、お昼時間を過ぎる頃までほぼ列が途切れることなく続きますが、数分で商品を受け取れるため、待ち時間はそれほど長くないように感じました。

とみやさんメニュー

とみやさんメニュー

「とみや」の由来は?

「とみや」さんは今から47~48年前、木原さんのお父さんである先代が、リヤカーでの引き売りから始めた焼きそば屋がはじまりです。お店の名前は、先代が奥様(木原さんのお母さん)の名前の「とみ」からつけたそうです。

当時はリヤカーを引いて場所を変えつつ売り歩いていましたが、数年後にはトラックの屋台になり、今の場所から100メートル程離れた場所に定着。その後、総合運動場入口の整備などの理由により、現在の場所に移動しました。

真夏の屋台は大変!?

真夏の鉄板付近の温度は50~60℃になるため、蒸気で腕が熱いのを通り越して痛いと感じるそうです。屋台では不便さを感じる部分もあるのではないかと思い、今後も店舗を構えるのではなく屋台で続けていくのか訊ねてみました。
「店舗の方が涼しくていいかもしれないが、この場所に昔から買いに来つづけてくださるお客様を、これからも大切にしたい」と、笑顔で語る木原さんからは、お客様を一番に思う気持ちが溢れていました。

真夏の鉄板付近の温度は50~60℃にもなるそう

とみやさん店内。真夏の鉄板付近の温度は50~60℃にもなるそう

理由を知ったら嬉しくなる。持ち帰り屋台ならではの心配り

焼きそばは持ち帰りのみとなっています。よく見かける折りふた式の透明フードパックではなく、白い発泡トレイに焼きそばが盛られ、もう一枚トレイを上から蓋として閉じ、新聞紙でくるみ、袋に入れて渡してくれます。焼き立ては大変熱く、白い発泡トレイの方が熱さを伝えにくいので持ちやすく、新聞紙でくるむのは保温効果があるためだそうです。持ち帰りならではの細やかな心配りを感じました。(取材・記事執筆 後藤真澄)

白い発泡トレイに焼きそばが盛られます

白い発泡トレイに焼きそばが盛られます

 

出店場所:足利市総合運動場南側駐車場出入り口(研修センター東側)
TEL  :090-4004-0876
営業時間:10:30~売り切れ終了
定休日 :月曜日(祝日の場合は営業・翌日休み)
※天候により営業できない場合がありますので、お問合せください。


※この記事に掲載されている情報は取材当時(2016/07/30)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。

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