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3年間で500組の親子が参加した「えほんのかい」

20183/16

3年間で500組の親子が参加した「えほんのかい」


通り2丁目にある、店内が本棚で囲まれ落ち着いた雰囲気の「cafe杏奴あんぬ」で月に一度開催されている「えほんのかい」。数人のママで始めた活動が昨年9月に3周年を迎え、総勢500組以上の親子が参加しています。1回目開催の参加者は3組でしたが、今では平均10組~15組、多いときには20組以上参加することがあります。元保育士である「えほんのかい」を立ち上げた木下千佳きのした ちかさんに話を伺いました。

選んだ絵本とのエピソードを大切に

「えほんのかい」では木下さんが手あそびをしながら参加者全員に名前を聞くことから始まり、子ども向けに2〜3冊、親向けに1冊読み聞かせをします。始めた頃は会の運営メンバーがお気に入りの本や季節の絵本を選んで読んでいましたが、最近では参加者の方から、「今、子どもが気に入って毎日読んでいる本だから紹介したい」などと声がかかり、参加者に読んでもらう事も多くなってきたといいます。読む人には、必ず選んだ理由やその絵本とのエピソードも紹介してもらいます。「まさに今子育て中の人が選ぶ本だから、心温まりいろいろな思いを共有し持ち帰れるのではないか」と木下さん。

今回選んだ絵本とのエピソードを紹介中

今回選んだ絵本とのエピソードを紹介中

カフェでの開催のこだわり

小さな子どもを連れていると気軽にカフェに入るのも難しいことが多いもの。そんな子育て中でも安心してカフェで過ごしてもらいたいとの思いから、開催場所はカフェにこだわったそう。cafe杏奴の店主である前澤美津枝まえざわ みつえさんは「子は宝」と快く場所を提供し、活動を支えています。会の後半には、ドリンクを飲みながら参加者同士が交流する時間があるのもカフェならではで、交流の時間や、前澤さんに会う事を楽しみに参加する人もいます。「ママ、パパ、祖父母など様々な方が参加し交流する事でより豊かな子育てができるようになって欲しい」と木下さんは話してくれました。

杏奴店主の前澤さん(左)と木下さん(右)2人が笑顔で迎えてくれます。

杏奴店主の前澤さん(左)と木下さん(右)2人が笑顔で迎えてくれます。

絵本を通してママへ伝えたい言葉

子ども達への読み聞かせの他に、親向けの絵本も毎回読んでいます。子どもに読み聞かせをする事はあっても、自分が読んでもらう事の少ない大人に向けて絵本を読むことで、その時だけでも自分の事を大事に考える時間になれば、きっと子どもの事も大事にできる。また、言葉で伝えるよりも本から伝わる言葉の方が時には力になることがある、子育てが“孤育て”にならないで欲しいと木下さん。参加したパパから、「絵本からママの気持ちを知ることができた」と感想を言われた事もあると話してくれました。

ドリンクを飲みながら交流の時間

ドリンクを飲みながら交流の時間

ママの癒やしの時間

たびたびこの会に参加している福田美由紀ふくだ みゆきさんは親子で絵本が大好き。子どもだけでなく、大人向けのママの気持ちを代弁してくれる本なども読んでくれるので毎回新しい発見があると言います。たくさんの子育て中の人たちに会える事もここに来る楽しみの一つ。親同士で沢山おしゃべりをする事で、日頃の子育ての辛い事や感情的になってしまう事も自分だけではないといつも励まされます。木下さんの声に癒され、店主の入れてくれるチャイから元気をもらえると福田さんは話してくれました。

(取材記事執筆:m.kurokawa、デスク:山田雅俊、校正:茂木諭子)

場所えほんのかい
栃木県足利市通2-2624前澤ビル1階
備考毎月第4金曜日 10:00~11:30 開催  ※年に数回土曜日開催有り
事前予約不要 参加費無料 ワンドリンクオーダー制

※この記事に掲載されている情報は取材当時(2018/03/16)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。

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コムラボ

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特定非営利活動法人コムラボは、「地域の新しい『やりたい・かなえたい』を共創する」をミッションに掲げ、栃木県足利市を拠点に地域の情報技術を支援する非営利団体です。地域Webメディア「あしかがのこと。」、カフェ&シェアオフィス「マチノテ」を運営しています。

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