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屋台は変わっても変わらぬ「味」。足利名物屋台ポテト入り焼きそば「とみや」

20186/5

屋台は変わっても変わらぬ「味」。足利名物屋台ポテト入り焼きそば「とみや」


足利名物屋台の「とみや」は、足利市研修センター東側、田所町の足利市総合運動場南側駐車場出入り口の所でポテト入り焼きそばを販売しています。以前の屋台は白色の軽トラックでしたが、今年の4月中頃から屋台の車の色が明るい黄色に変わり、屋台も大きくなりました。ポテト入り焼きそばを買いに来た人も「新しくなったね。」「きれいになったね。」と店主に声を掛けます。「とみや」店主の木原きはら光司こうじさんにお話を聞きました。

老朽化のために新しくした屋台

屋台が変わった理由を木原さんに聞くと、「前の屋台が20年位使ってだいぶ傷んできてしまったので。老朽化だよね。」とのこと。色を黄色にしたのは、目立つし、この色が気に入っていいなと思ったから。車のナンバープレートは、木原さんの店名「1038とみや」。屋根には換気のための窓が2つあります。UVカット機能付きの新しいひさしも屋台の前・横・後ろの3ヶ所に付いています。店内には、天井のLED照明や冷蔵庫、新しい調理台が入りました。

「とみや」屋台の横側から見たところ

「とみや」屋台の横側から見たところ

構想から完成までに1年半かかった新しい屋台

新しい屋台は、木原さんが自身で図面を書いて設計したそうで、構想から完成まで1年半もかかりました。店内の寸法が決まっているものはその形をダンボールで作り、家の中で店内のように実際に並べてみて、作業動線が良くなるようにパズルのように動かしながらレイアウトを考えました。「やっている人じゃないと絶対に分からない。オレがやりやすいように考えに考え抜いたね。」と木原さんは話します。屋台の製作現場まで行って、ご自身の設計図を基に現場で指示も出しながら新しい屋台を作ってもらいました。

今まで大変だったことが大きく改善された新しい屋台

店内の温度が50℃を超える真夏が一番大変なので、その対策に重点を置いて作った新しい屋台では、店内の暑さが和らいだそう。以前よりも広くなり、作業動線も考え抜いた店内は動きやすく、作業効率もアップ。今まで、雨の日は発電機を店内に積むと他の荷物を積めなくなってしまうため、雨の日はお休みでしたが、今は屋台に蓄電器があるので他の荷物も積め、雨の日でも営業ができるようになりました。

新しい屋台でポテト入り焼きそばを焼く店主の木原さん

新しい屋台でポテト入り焼きそばを焼く店主の木原さん

屋台が変わっても、変わらぬ「味」と店主のやり方

「とみや」の屋台は新しくなりましたが、50年つづくポテト入り焼きそばの「味」と、白い発泡トレイに盛られた焼きそばをもう一枚のトレイで上から蓋をして閉じ、新聞紙でくるむやり方は変わっていません。木原さんも「お店が変わって、何もかも変わっていたら違う店に行った気になってしまう。全部変わっちゃうとお客様も嫌じゃないですか?」と話していました。値段も据え置き、変わらぬ味を作り出す鉄板と大きなへらも以前と同じものが使われていました。

(取材記事執筆:三田智子、デスク:山田雅俊、校正:茂木諭子)

以前と同じ鉄板とへらで焼いて、白い発泡トレイに盛られたポテト入り焼きそば

以前と同じ鉄板とへらで焼いて、白い発泡トレイに盛られたポテト入り焼きそば

場所とみや
申込方法TEL:090-4004-0876
営業時間:10:30~売り切れ終了
定休日:月曜日(祝日の場合は営業・翌日休み)
天候により営業出来ない場合がありますのでお問い合わせ下さい。

※この記事に掲載されている情報は取材当時(2018/06/05)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。

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