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お寺で屋台のコーヒー店!?山川長林寺にある「寺カフェ」

20172/24

お寺で屋台のコーヒー店!?山川長林寺にある「寺カフェ」


足利市山川町にある山川長林寺(以下、長林寺)には、土日限定でコーヒー店が出店します。「寺カフェ」マスターの菊池嘉一郎きくち かいちろうさんにお話しを伺いました。

自然豊かな憩いの場に、カフェが出現

山門の東の駐車場から坂を上ると、整備された溜池があります。その池のほとりにあるベンチに店を構えるのが菊池さんです。リヤカーの荷物をほどくとリヤカーが屋台のカフェ・カウンターに変わります。その横をハイキングで訪れた人々が通り過ぎて行きます。長林寺は山林も含めた敷地が「山川長林寺公園」として開放され、毛野大坊山けのだいぼうさんハイキングコースの起点でもあり、多くの人の憩いの場です。

コーヒーミルを回すマスターの菊池さん

コーヒーミルを回すマスターの菊池さん

コーヒーインストラクターが淹れる優しいコーヒー

コーヒー豆はブラジル産とグァテマラ産の2種類を用意しています。2つの違いを聞くと「とてもざっくり言うと、ブラジル産は苦味、グァテマラ産は酸味。でも、イメージで決めていいんですよ」と菊地さんは話します。コーヒーインストラクター1級の資格を持つ菊池さんですが、難しい言葉を使わないため、こちらもリラックスしてコーヒーを楽しめます。「コーヒーを淹れる湯温は83度が良いとも言いますが。屋外で頂くコーヒーだから90度でお出ししています」と屋台コーヒーならではの工夫も教えてくれました。

コーヒーも日本茶も同じおもてなしツール

日本茶のインストラクターでもある、菊池さん。カルチャ―スクールでは、コーヒーの教室と日本茶の教室を開いていますが「僕は、コーヒーも日本茶も同じだと思っています。もちろん、まったく違う飲み物ですが、どちらもお客様を歓迎する気持ちを表したり、リラックスしたりする効果がありますから。おもてなしのツールという意味では同じです」と話します。60歳になったら、お茶文化を伝える活動がしたいと思いを温めていた菊池さん、週末の寺カフェもその気持ちの一つの表れで、来てくれたお一人おひとりを大切におもてなししています。

コーヒーは、一杯300円

コーヒーは、一杯300円

リストラからの転職、そしてお茶との出会い

「20代、30代は朝の7時に家を出ると、帰宅は夜の10時11時という生活を続けていました。当時は若かったから無理もしてきました」と話す菊池さんですが、44歳でリストラに遭いました。その後、お茶屋に再就職したのが転機となりました。現在は「お茶と暮らしの研究所」を開催しながら、平日はカルチャースクールの講師の他、行程に手間がかかるため担い手が少ない“手もみ茶”の保存活動をしています。「リストラという最悪の出来事が、今の生き方を決めるのだから人生って不思議なものです」と菊地さん。

開放的な空間で味わう、至福のコーヒータイム

今年7月に、5年目を迎える寺カフェ。長林寺住職の矢島道彦やじま みちひこさんとは幼馴染という縁でお寺の敷地を借りています。住職自身も、お寺を訪れた人々に、安らぎを感じてほしいと願い、これまでも境内の自然環境を大切にしてきたそうです。「菊池さんの寺カフェは色々な人が集いサロンの様で、とても理想的です」と住職は笑顔で話します。

山川長林寺 寺カフェ情報

寺カフェの様子

寺カフェの様子

場所寺カフェ
栃木県足利市山川町1142
備考営業時間 :土曜日、日曜日 午前10時~12時
第2土曜日はお休み。都合により、金曜日や月曜日に開く時もあります。
屋外ですので、雨天時・強風の時はお休みします。

座席:池の畔のベンチ他、菊池さんがアウトドア椅子を6脚用意

駐車場:長林寺駐車場利用可能(山門の東、およそ20台)
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/kaitirounihoncha

アクセス:
(車でお越しの方)北関東足利I.C.から、車で12分
(電車でお越しの方) JR両毛線足利駅から徒歩40分(タクシー利用10分)、東武伊勢崎線足利市駅から徒歩52分(タクシー利用15分)
(周辺観光地) 足利学校から車で10分
(近隣の宿泊施設)醍醐旅館(長竹寺公園内)

※この記事に掲載されている情報は取材当時(2017/02/24)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。

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n.sekiguchi

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