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パソコンを使って豆を焙煎する自家焙煎珈琲 珈の菓

20164/11

理想は「冷めても美味しいコーヒー!?」パソコンを使って豆を焙煎する自家焙煎珈琲 珈の菓


足利市朝倉町には、パソコンを使ってコーヒー豆を焙煎している「自家焙煎珈琲 珈の菓」というカフェがあります。

洋菓子店でのパティシエ経験もあるマスターが、自家焙煎コーヒーと手作りのケーキを出すカフェなので、コーヒー(珈琲)の「珈」とお菓子の「菓」の字を取って「珈の菓」という店名にしたそうです。

定休日は水曜日ですが、土曜日と日曜日は朝倉町のお店を閉めて、市内でも観光客の多い国宝鑁阿寺のある足利市大門通で出店をされています。

コーヒーに合ったスイーツを出してくれる元パティシエのコーヒー店

お店のマスターでもある鈴木亨さんは、洋菓子店でパティシエをされていた時に、スペシャリティコーヒーと呼ばれている最高品質の豆を使ったコーヒーと出会った事がきっかけで、コーヒーについて学ばれたそうです。都内や地元のコーヒー店で数年間修行をされた後の2010年に珈の菓をオープンされました。

マスターはパティシエとしても30年以上の経験があるので、珈の菓ではそれぞれのコーヒー合ったスイーツ、それぞれのスイーツに合ったコーヒーを出されています。

マスターの鈴木亨さん

マスターの鈴木亨さん

珈の菓の焙煎にはパソコンがマストアイテム

「たまたまその日に美味しいコーヒーがいれられても、次の日に同じものをいれられないとダメじゃないですか」マスターの鈴木さんは焙煎にパソコンを使う理由をそう話してくれました。

コーヒー豆は浅く焼くと酸味を感じる味になり、深く焼くと苦みを感じる味になります。豆の持っている個性を表現するのには、どの焙煎の度合いがベストなのかを考えながら味を作っているそうです。

珈の菓ではオープン当初から焙煎の時間に対する温度変化を計測し、その数字を焙煎機のそばにあるパソコンで管理しています。なので、焙煎機のそばにはパソコンが置いてあるのです。

焙煎は秒単位で味が変化してしまうデリケートな作業です。味の再現性を高めるには焙煎時に計測したデータが必要で、試作を重ねた上でどうしてその味になったのかを理論づけ、理想とする味に近づけたコーヒーをいつもお店では出しています。

理想は冷めても美味しいコーヒー

鈴木さんに理想としているコーヒーの味について伺ってみました。

飲んだ時に雑味が無く、ほのかに甘味を感じられる。更に余計な雑味の無い後味が長続きした上で、冷めても美味しく飲めるコーヒーだと話してくれました。

特に冷めても美味しいコーヒーというのは一番重要で、最後の一口が美味しく飲めるかどうかにこだわってコーヒーの味を作られています。

個々の豆に合った適切な焙煎が出来ていないと、冷めてくるに従って酸化した酸っぱさや、不快なえぐみが出てくるそうです。

オススメのコーヒーはその日によって変わります

珈の菓のコーヒー豆は一般的にはスペシャリティコーヒーといわれている、トレーサビリティがしっかり取れた生産量の少ない特別な豆のみを使用しています。

流通量の少ない稀少な豆を扱っているため、同じ豆が一週間お店にあるとは限らず、入荷や販売の状況によってはすぐに切らしてしまう豆もあるので、一番オススメのコーヒーは日によって変わってしまうそうです。

お店でマスターに直接聞けば、その日一番美味しいコーヒーが飲めるのだと教えて頂きました。

自家焙煎珈琲 珈の菓

自家焙煎珈琲 珈の菓

〈店舗情報〉

自家焙煎珈琲 珈の菓

住所/栃木県 足利市朝倉町3-30-15
TEL/0284-70-5234
営業時間/10:00〜19:00
定休日/水曜日(土・日曜日は大門通にて出店)


※この記事に掲載されている情報は取材当時(2016/04/11)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。

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