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カフェラボハマダの音符カステラ

201610/8

カフェラボ ハマダ誕生秘話。音符カステラに込められた想いとは?


12個入り180円の「音符カステラ」は、旧国道50号沿いの足利市通2丁目にある「カフェラボ ハマダ」のイチオシ商品です。学生や観光客が気軽に買えるようにと、通りに面した厨房にはテイクアウト用の窓口が設けられ、店長が自ら毎日カステラを焼いています。雑貨・CDショップが手掛けるカフェについて、株式会社ハマダ代表取締役兼店長の浜田陽一(はまだよういち)さんにお話を聞きました。

創業100年以上のお店がなぜ新たにカフェをはじめたのか

「音楽業界の不振、大型ショッピングセンターの進出といった影響は大きかった」とカフェを始めるきっかけを話す浜田さん。明治45年(1912年)に染料・工業薬品販売業として創業し、現在はCDショップ・雑貨店を営む店舗の再起を図り、新しい事業を考えることに。
浜田さんは、料理好きだったことから飲食店の経営を思い描きました。数ある飲食店の中でも浜田さんが注目したのはテイクアウトのお店。「焼きそばやさん、クレープやさん、ぱんじゅうやさん、タイ焼き屋さん…足利でお客様に長く親しまれているお店はテイクアウトのお店が多かったんです」と、ここから新事業のヒントを得たそうです。「テイクアウト販売をするのに厨房を作るなら、好きなカフェスイーツ作りやカレー作りが生かせるカフェもやりたい」と誕生したのがカフェラボ ハマダです。

やぐら作りで仕切られた店内のカフェスペース

やぐら作りで仕切られた店内のカフェスペース

テイクアウトができるイチオシの「音符カステラ」。デザイナーは小学生!?

テイクアウトに着目した浜田さんは、店内で一部駄菓子を扱っていることから、ベビーカステラをテイクアウト商品として販売することにしました。一口で頬張れるサイズの音符カステラは、歩きながら食べるのにちょうどいい大きさです。カステラを音符型にしたのは、CDショップでもある当店にしか存在しないものを作りたかったからとのこと。浜田さんは、以前商店街のイベントで知り合い、プラザハマダのショップマークも手掛けた消しゴムハンコ作家のYURIちゃん(当時小学6年生)にデザインを依頼。彼女の描いた温かみのある音符にプラザハマダのイメージを託し、お客様に届けているそうです。

屋根のあるテイクアウトの待ちスペース

屋根のあるテイクアウトの待ちスペース

その日の気温や湿度で焼き加減が変わる!浜田さんのカステラ奮闘記

オープンから2年経った今でも、焼きの技術は難しいと浜田さんは語ります。料理好きだったとはいえ、それまで金型は扱ったことはなく、失敗を重ねながら数えきれないほどのカステラを焼いたそうです。鉄板と生地との相性、気温や湿度との兼ね合いは日々違うとのこと。さらに、音符型のカステラは一般的な丸いカステラとは違い、表面がデコボコしているため火の通りを均一にするのが難しいそうです。「音符型にしたことをちょっと後悔(笑)」と、浜田さんは冗談交じりに話しましたが、苦戦しながらも続けていられるのは「好きなことだから」だとか。音符カステラへの想いが感じられた瞬間でした。

長年見続けてきた大通りを眺めながら音符カステラを焼く浜田さん

長年見続けてきた大通りを眺めながら音符カステラを焼く浜田さん

好きでないと続けられない。浜田さんの「好き」が詰まったカフェ

「仕事というのは好きだから続けられる。逆に何をやるにも好きじゃないと続けられないです」と話す浜田さん。カフェラボ ハマダのメニュー開発はこれからも続きます。8月末には、秋の新メニューに向けて銅板と音符カステラ焼き型を追加導入しました。フライパンではなく、鉄板で焼いているというパンケーキや音符カステラに、ただいま新メニューを考案中とのこと。お客様に喜んでもらえるメニュー作りに浜田さんは今日も励んでいます。
(取材・記事執筆:新井かおり、デスク:山田雅俊)

カフェラボ ハマダ(Cafe Labo.HAMADA)店舗情報

場所カフェラボ ハマダ
栃木県足利市通2-12-11
備考<営業時間>10:00~19:00(L.O.18:30)
<定休日>月曜日(祝日の場合は営業いたします)、元旦
<駐車場>5台(無料)
<座席数>12席
<アクセス>
【車でお越しの方】北関東道足利I.C.から車で約10分
【電車でお越しの方】JR両毛線足利駅から徒歩で約10分、東武伊勢崎線足利市駅から徒歩で約10分
【周辺観光地】足利学校から徒歩3分、足利美術館から徒歩1分

※この記事に掲載されている情報は取材当時(2016/10/08)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。

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新井かおり

新井かおり

クラウドソーシング活用講座の1期生。ライティングとデザインの講座を受講し、現在も継続して活動中。3人の子の成長を見守りつつ、母は新たな分野にチャレンジです!好きなものはスクラップブッキング、スイミング、シュークリーム~。

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