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初心者でも簡単に作れる、廃材を活用した布ぞうり講習会

20173/31

初心者でも簡単に作れる、廃材を活用した布ぞうり講習会


足利市中心部、国宝鑁阿寺ばんなじの西側にある北仲通を歩くと「エコサロン」と書いてある建物があります。サロン内を覗くと色とりどりの布ぞうりが並び、興味を持った観光客が多く足を止めて行きます。布ぞうり講習会を行っているNPO法人足利水土里みどり探偵団に話を聞きました。

足利水土里探偵団とは

足利水土里探偵団は、地域の環境保全を推進する目的で学校教育、河川浄化、家庭菜園など多方面との協働を目指し活動をしています。平成16年にエコサロンビルを構えたことを機に、サロンを地域の人が集まる場所にすることでまちおこし事業として貢献できるのではないか、という思いがありました。現在、足利市通二丁目にあるエコサロンでは週3回、クラフト講習会を開催しています。

エコサロンビル

エコサロンビル

「繊維の街 足利」だから始められたこと。賑わう地域の交流場所

布ぞうり体験教室は1か月千円、週1回、合計4回で2足作ることを目標にしています。クラフト講習会を行う中で、当時、足利市内の繊維工場で廃材となっていた布の端を有効利用できないかと考え、サロンで布ぞうりを作ろうということになったそうです。繊維産業が盛んだった足利で長年続いてきたその繊維工場は、残念ながら現在はなくなってしまいました。せっかくできた交流の場を存続させたいとの声も多く、現在は理事長の大島さんとお付き合いのある岐阜県の工場から廃材を送ってもらい、続いているそうです。「引き続き布ぞうり作りできることで、サロンは毎週賑わっています」と副理事長の林さんは話します。

季節によって変わる素材 世界に一つだけの布ぞうり

布ぞうりに使われる材料は季節によって素材が変わります。夏物の生地は汗を良く吸い薄手、冬物はしっかりしていて暖かいなど、それぞれに特徴があるので、選ぶ時は手に取ってみるといいそうです。作った人によっても個性が出る布ぞうりは、鼻緒に差し色が入っているもの、色の切替えがあるもの、とデザインや大きさに同じものはありません。「布ぞうり作りで一番重要なのは鼻緒の着け方。履きやすいようにバランスよく付けないとね」と講師の三村さんは話します。難しいのが左右均等に編むことで、大きいサイズになるほど大変なのだとか。

クラフト講習会の会員は50人以上で、掛け持ちしている人も多くいます。

足が気持ちいい!1年を通して履ける室内履き

これから暖かくなるにつれ、汗をかく足に気持ちいい布ぞうり。温泉などで湯上りに履くのが裸足でスリッパが気になる人にお勧めだそうで、講習会でお会いした皆さんは必ず持っていくというほど。特に履いてみてほしいのは外反母趾の人。スリッパとは違い、反った指が当たらないので痛くないから快適に過ごせるのだそうです。「冬に履く人は少ないみたいだけど、意外と暖かいから私は一年中履いてるよ」と三村さん。洗濯ネットに入れて洗濯しても形崩れせずとても丈夫で長持ちするそうです。

場所NPO法人足利水土里探偵団 エコサロンビル
栃木県足利市通り2丁目2621-1
申込方法TEL/FAX:0284-20-1220
メール:info_midori@02.watv.ne.jp

エコサロン営業時間:10:00~16:00

クラフト講習会:10:00~
月曜:バッグ
木曜:帽子
金曜:布ぞうり

もの作り事業:第2、4土曜午前(廃油石鹸など)
定休日:水曜、日曜、祝祭日、第1、3土曜

駐車場:建物東に5台
URL http://www.watv.ne.jp/~midori-5/

※この記事に掲載されている情報は取材当時(2017/03/31)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。

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田嶋美歩

田嶋美歩

足利市出身。15年ほど足利を離れていましたが子供の小学校入学を機に地元にUターン。クラウドソーシング活用講座で、ライティングとデザインの講座を受講した2期生。一男二女の母。保育、幼児教育を得意分野としています。時々たいこを叩いたりもします。
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