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20138/22

風しん予防接種・風しん抗体検査の助成が始まりました


ニュースでも話題になっている大人の風しん。

厚生労働省の報告によると、昨年2,392例の報告があり、過去5年間(平成20年~平成24年)では最も多い報告数となったそう。つまり、流行しているのです。

これを受けて全国の自治体が風しんの予防接種助成に動き出していますが、足利市もついに 先月から助成が始まりました。

大人の風しん予防接種・抗体検査の費用を一部助成します【助成内容詳細はこちらから】

【対象者】

  • 妊娠を予定または希望している49歳以下の女性
  • 妊娠を予定または希望している49歳以下の女性の夫(パートナー)
  • 妊娠している女性の夫(パートナー)

【助成金額】

  • 風しんワクチン 3,000円
  • 麻しん風しんワクチン 5,000円
  • 抗体検査 2,000円

助成期間は2013年3月31日までなので、ひとまず今年度いっぱいの助成です。

助成を受けるには必ず事前申請が必要です。まずは健康増進課(足利市保健センター内)へ申請をし、予診票が交付されたら指定医療機関の中から行きたい医療機関を選んで予約。市内で接種を受ける場合は、検査もしくは予防接種を受けた医療機関に予診票を提出し、助成額を引いた実費分のみを支払えばよいそうです。

******

妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんにかかると、胎児にも感染し、「耳が聞こえにくい」「目が見えにくい」「生まれつき心臓に病気がある」「発達がゆっくりしている」といった症状の「先天性風しん症候群」にかかってしまう可能性があります。

しかしながら、妊娠がわかると、風しんの予防接種は受けられません。

つまり、妊娠がわかる前に本人たち(妻だけではなく夫も)が風しんの抗体を持って、妊娠中の女性が風しんにかからないよう予防しておくことはとても大切なのです。

風しんは誰でもかかる可能性のある病気です。

助成制度を活用して、流行に乗ってしまわないよう、気を付けましょう。


※この記事に掲載されている情報は取材当時(2013/08/22)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。

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satoko motegi

足利生まれ、足利育ち。坂西地区出身・在住。 大学・社会人時代は神奈川と東京で過ごすも、長女の出産を機に足利に戻り、現在は東京(職場)と足利を行ったり来たりの生活を送る。 二児の母。

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