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足利ミュージカル 研究科第2期生 卒業公演


 

足利には芸術活動に携わる団体がいくつも存在します。

そのうちのひとつが「足利ミュージカル」。
今週日曜日の3月9日に、この「足利ミュージカル」研究科第2期生の卒業公演が実施されると聞き、練習風景を取材しました。

「足利ミュージカル」は足利市民会館に属するミュージカルのプロフェッショナル集団で、団員5名、研究科7名で構成されています(2014年3月時点)。
研究科第1期生の卒業生で団員オーディションを受け合格したメンバーが現在の団員で、今週9日の公演は研究科第2期生、つまり未来の団員候補の公演となります。
市民会館別館ホールの練習場に伺った時には、まさにタップダンスの練習中。
講師の声に耳を傾けながら、自分のステップに集中する姿が印象的でした。

団員の小春さんと柊さんにお話を聞くことができました。
小春さんは以前劇団で活動をしていたもののその後23年間、芸術活動は休止をされていたそう。2011年の東日本大震災をきっかけに、思うところあってブランクを終えるべく、研究科の門を叩いたとのこと。
一方の柊さんは、ずっとやっていた声楽になんとなく「違う」という思いを感じており、この「足利ミュージカル」に出会ってミュージカルを演じてみて初めて「これだ!」と感じたのだそう。
お二人に共通するのは、いずれも過去になんらかの芸術活動を行っていたということ。
他の団員、研究科メンバーも同様で、分野は違えど、みな何かしらの芸術活動に打ち込んできています。

「足利ミュージカルの特徴は?」
という質問をすると、「足利で誕生した、足利市の劇団」という答えが返ってきました。
足利ミュージカルは年に数回の公演の他に、小学校の演劇教室や小学校で行われる演劇ワークショップの出前講師も行っています。
足利市民会館という、足利市民に身近な場所が活動拠点ということもあり、「地元に根付いた活動」を意識して行っているそう。
「市民会館に遊びに来るような感覚で、私たちの公演を観に来てほしい」という言葉の通り、気軽出かけてみてはいかがでしょうか。

■「足利ミュージカル」研究科 第2期生 平成25年度 卒業公演

日時:平成26年3月9日(日) 16:00開演 (15:30開場)
場所:足利市民会館 大ホールステージエリア 
入場料:全席自由 500円 (市民会館、市民プラザ、指定プレイガイドで販売中)

プログラム
朗読劇:「よだかの星」
ダンス:「情熱大陸」 「リトルマーメード」
唄:ソロ&コーラス
タップダンス ほか


※この記事に掲載されている情報は取材当時(2014/03/07)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。

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satoko motegi

足利生まれ、足利育ち。坂西地区出身・在住。 大学・社会人時代は神奈川と東京で過ごすも、長女の出産を機に足利に戻り、現在は東京(職場)と足利を行ったり来たりの生活を送る。 二児の母。

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